東京を代表する文化の街「銀座」には、長い地球の歴史が隠されています。銀座のビルの壁や床、道路の舗装に使われている石には、今ではなかなか見られないような種類の岩石がたくさん使われています。

このプログラムでは、西本先生と一緒にその石たちの秘密を解き明かし、自然の驚異と人間の生活がどのように密接に連携しているのかを感じてもらいます。

なぜ銀座？

普通、化石や特別な岩石は山や地層で見つかるものだと思いますよね。
でも実は、銀座のような都会の真ん中でも、そんな珍しい石や化石がたくさん見つかるのです。特に銀座は、高度成長期以降、贅を尽くして建てられた建物がまだ多く残っていて、西本先生曰く「宝の山の街」なのだそう。
この探検では、銀座の街を歩きながら、貴重な石を探し出し、その成り立ちや意味を学んでいきます。


「この石は、1億年前の石です。ほら、ここに化石があるでしょ？」

「これは、ダビデの像と同じ石。それから、こっちの石はベルサイユ宮殿と同じです。」

西本先生との視察では、何度も「ええ〜っ！な、なんと！」「毎日通り過ぎていたこのビルに！？」と驚きました。そして、帰路に着く頃には、街を見る視点が全く変わってしまいました。
愉快で感動的なこの体験をぜひ、皆さまと共有したいと思っています。

石が大・大好き！西本先生との探検

地質学が専門の西本昌司先生は、研究のかたわら、子どもたちを含めた一般の方々に、地質学の視点から石の魅力を伝えることにも尽力しておられます。先生と一緒に街を歩けば、普段は見逃してしまうような小さなビルの壁面やデパートの床にも、大きな驚きと発見が待っています。
地質学の専門知識がなくても大丈夫！西本先生がわかりやすく丁寧に解説してくれるので、子どもも大人も楽しく学べます。

このプログラムは、親子で一緒に楽しみながら学ぶことができる絶好の機会です。ぜひ、銀座の街で新しい「気づき」と「感性」を育む「石の探検隊」に参加してみませんか？